武将紹介「賈詡」
今回ご紹介するのは「賈詡」でございます。
マサヤンさんの動画で不遇である旨を挙げていたので、
なぜ今不遇になってしまったのか、未来はないのか?
偉そうに講釈をしていきたいと思います。
まずその動画。(本人から了承を頂きました。)
歴史
活躍で有名なのは、曹操に仕えている時に、涼州で追い詰められた曹操に献策をして、馬超と韓遂の叔父と甥の関係で同盟を組んでいた相手を仲違いさせてこれを撃破させたことでしょう。
その他にも李傕郭汜や張繍に仕え様々な献策を行い、曹操を謀略で苦しめつつも、袁紹と曹操の争いの最中に、当時仕えていた張繍に怨敵である曹操に降るように指示を出したりしています。
また、曹操が後継者問題で悩んでいる際、相談された時の返しが秀逸ですね。
誰々にしなさいとか誰々がいいとは言わず、「袁紹のところの話を思い出してました」と言って、後継者に長子である曹丕を選ばせた。
同じく後継者問題で悩んで、放置したまま亡くなった袁紹はその後、残された子供たちが仲違いをして、そこを曹操に攻められて滅亡しました。
あえて、本人に選ばせることで敵を作らないのが賈詡の凄いところなのでしょう。
実際彼は、暗殺もなく、天寿を全うしたそうです。
スペック的には、
攻撃……しないほうがいいくらい?
防御……それなり
知略……トップクラス
速度……歩兵でも有数の鈍足
固有戦法は、相手の知略、攻撃を下げ、
相手の主導戦法相手の主動戦法発動判定時に知略ダメージを与えます。
これは、相手の主動戦法発動判定時まで進めなくてはダメージになりません。
つまり、猶予や混乱など主動戦法発動そのものを打ち消すとダメージになりません。
ちなみに、発動判定時なので発動率は関係ありません。
そもそも、主動戦法を持っていない相手には、ダメージが一切出ない残念仕様。
分析戦法
知略系武将にはまず欲しい戦法の一つ。
本営で持たせてもいいし、
今季は反撃型が多いのであえて中衛に持たせて
中衛、本営共に攻撃をわざと届かせないのもありかもしれませんね。
武将3人くらいに持たせたいくらい良い戦法ですね。
賈詡の不遇な理由
①使いにくい
上記の様にダメージが入る条件が厳しすぎて、昔から強いけど使いにくい事で有名。
②強力な指揮戦法や武将の出現
征服期初期から孫策、夏侯惇や衆謀などの主動戦法ではない火力が充実して来た。
③激勢の登場
本営に主動3つを積むより、激勢を入れる事が多くなりました。
その為、本営に関銀屏や弓呂布を置く際に主動戦法3つと言うスタンダードが崩れました。
④皇甫嵩の登場
さらに追い討ちをかけるように前衛でも火力が出せる受動戦法の皇甫嵩の登場。
さらに分析の塁実と回馬を組む事で主動戦法に頼らないテンプレがまた増えました。
以上のことにより、マサヤンさんの動画のように倉庫番して息していない「賈詡」が増殖しております。
賈詡と相性の良い組み合わせ。
◎暴走戦法
○自軍の被ダメージ減戦法、臆病戦法
△敵軍の与ダメージ減戦法(暴走戦法と一緒の場合)
✖️混乱戦法、猶予戦法
テンプレ
群貂蝉(歩歩為営ー百戦精兵)張機(重整ー草木)賈詡(深謀遠慮ー十面埋伏)
特性趙雲(塁実迎撃ー健卒不胎)劉備(避其鋒芒ー重整旗鼓)賈詡(深謀遠慮ー十面埋伏)
基本、暴走させるか、ダメージを抑えて回復をしっかり入れて行くのがベターのようです。
本題「賈詡に活きる道はあるのか!?」
結論から言うと「十分可能性あり」と思っています。
現在の状況は上記のようにメインアタッカーで使うにはあまり良くないと言う結論です。
しかし、活きる道は十分あると私は判断します。
その理由は、反撃皇甫嵩型の出現により、通常攻撃をしないで主動戦法を積んだ方が良い場合というのが現れ始めました。
そこで私の考える活きる道は「中衛起用」か「対反撃皇甫嵩部隊を狙い撃つ」
まず、防御それなりで知略が高いため、中衛でもダメージがある程度抑えられるのではないか?
ということで、中衛で回復かコントロール系を持たせてみるのはいかがでしょうか?
あるいは蜀形兵の弓孔明のように始計を持たせても良いかもしれません。
「対反撃皇甫嵩部隊」の多くは通常攻撃を減らし、主動戦法を山盛りにしている場合があります。
また、魏の智で荀彧ー郭嘉(死兵)ー荀攸(不攻)で通常攻撃無しで相手を削るという人もいました。
その為、自分はそういう「対反撃皇甫嵩部隊」を狙い撃つ部隊はどうかと考えています。
そういうわけで、まだ賈詡にワンチャンあると私は信じています。
来季は賈詡を使った部隊を考えたいと思います。
すみません、リアルが今転機なので更新が遅くなりました。
追記
読者より
「デバフだけでも十分使えそうだし、知略が高いから形兵、始計、前衛もいけるのでは?
もし、主動持ちがいたらおまけでダメを稼げる感じで良いのでは?」
確かにこれなら面白いかも知れませんね。